Improvisational Days

さすらいの英語講師Joeによる気まぐれ日記。本業の話のほか、音楽の話もあり。政治・宗教の話はなし。

地球の反対側にひとっ飛び

夜、思い立って、飲食店を求めて近所を散策した。改めて、いろんな店があるのね。ジャズ喫茶(ライブ真っ最中)とか、洒落たイタリアン・レストランとか、昔ながらのお好み焼き屋とか…。そんな中、実は前々から気になっていたメキシカンレストランに入店。30人弱くらいのキャパシティだが、客は私しかおらず、店主のお兄さんと二人きり。

メキシコ料理が初めてであることとめっちゃ腹減ってること(笑)を告げて、店主おすすめのタコスセットを注文。これがまた、とってもおいしくて…(; ;)

すっかり気を良くして、ついついメキシコのビールを注文。メニューに並んでいたのはSol, Corona, Tecateの3種で、この順に味が濃くなっているという。私は酒に関してのみ、濃い味が好きなので、Tecateを注文した。すると、瓶の飲み口にライムが添えてあるだけでなく、塩が塗ってある。テキーラのように飲むということなんだけど、これがまたクセになる。

メキシコ料理もこのレストランも、すっかり気に入ってしまった。それ以上に、ものすごくわくわくしている。だって、メニューを見たら、十中八九は初めて見る名前の料理が写真付きで並んでいるわけで、そんな状況は普通のレストランじゃありえない。こういう気持ちを味わうのは中学生の頃、初めて英語を勉強したとき以来だ。大真面目に、ですよ。実際、スペイン語から勉強したいなんて考えてしまうくらいだから。

狭い狭いと思っていた地元の界隈の片隅に、地球の反対側につながるドアを見つけたような、秋の夜長であった。